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PC98のゲームの良い所

昔はPC98のようなパソコンゲームと家庭用ゲーム機とでは大きな違いがありました。本体性能の違いがゲーム内容に影響を与えました。

家庭用は画面は粗いですがキャラがグリグリ動くのでアクションやSTGに向いていましたが、PC98ゲームはそういうものがすごく苦手なんです。

その代りグラフィックがものすごくキレイなのと、ディスク入れ替えをすれば容量は気にする必要はなく、ディスク7枚組みなんてゲームも沢山ありました。

この性質を利用して、PC98ゲームは静止画をメインとするゲームが流行しました。代表的なものでいうと光栄の歴史シミュレーションシリーズが挙げられます。三国志や信長の野望等はこの頃に大人気のものとなったんです。

他にもジンギスカン、ヨーロッパ中世を舞台にしたロイヤルブラッド、船で世界中を回る大航海時代などあります。
どれも基本的に静止画で、コマンド入力をしてゲームを進行させていく、コマンド数も沢山あり20項目ぐらいありますが、キーボード入力をすれば簡単にできます。パソコン本体の性能とフル活用したゲーム作りができています。

他にも大人向けなゲームとかもPC98とは相性が良かったです。
画質は今でも十分通用するぐらいキレイなので、当時としてはすごいクオリティでした。容量がきつい!となっても、ディスク追加すればいいだけなので、容量問題もおきません。また家庭用と違って子供がプレイするということは考えなくてもいいので、内容もすごく過激なものが多く、この頃にエロゲーというものが大発展しました。

静止画でなく、アクションもので大人気になったゲームもあります。
日本ファルコムのイースシリーズやソーサリアン、英雄伝説等です。このシリーズは家庭用ゲームに何回も移植されましたし、今でもリリースされてる作品なので、知ってる方も多いと思います。

グラフィックはとてもキレイですが、キャラクターの動きはカクカクっとしました。しかし音楽がものすごく良かったんです。
当時はゲーム音楽なんてショボくて当たり前だったので、革命的とさえいえるクォリティでした。その結果PC98には不向きなアクションものを多数出してるにもかかわらず、PC98ゲーム内で1,2を争うTOP会社となりました。

このような感じで現在の家庭用ゲームでも名前を聞くようなビックナンバーがPC98から誕生し、発展していったわけです。
今でも十分通用するクォリティのゲームが多いので、機会があれば一度プレイして欲しいものです。

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pc98から懐かしき大人の風格

pc98といって「ああ」とピンとくる人はアラフォー付近の世代なのではないでしょうか?

このpc98が一世を風靡していた頃はマイコンブーム華やかなりし頃、ファミコンが登場した時期の近くですね。
さて当時のパソコンユーザーには派閥?があって「MSX派」「それ以外」が存在したようです。雑誌でもMSXは別のラインとして独立したものが刊行されていました。

MSXはパソコンといっても「ファミコンにキーボードがついた」ような物で、お仕着せのゲームカートリッジでお手軽に遊ぶのをメインにする層にアピールしたようです。

一方のMSX以外のユーザーは硬派というか、プログラミングとかパソコン通信といった遊び以外の分野にもすすんで取り組んでいたイメージがあります。ハードのラインナップとしてはシャープのX1、富士通のFM77、そしてNECの名機たち~pc60、pc88、pc98といった顔ぶれが並んでいました。

NECのマシン達は例えるなら入門機の60、ホビーの88、兄貴分の98といった所でしょうか。pc98は無機質なボディデザインに美麗グラフィック性能などハイスペックを備えており、ちょっと大人の風格を感じさせました。

またリリースされたゲームもRPGやアドベンチャーといったジャンルが多く、長大なストーリーを微細に描きこまれたグラフィックで魅せてくれる作品の数々は多くの人をとりこにしました。いかにも子ども然とした、アクションゲームばかりだったファミコン辺りとはまさに「世界が違う」といった趣です。

獣神ローガス

自分は30代の男性ですが、小学校のクラブに将棋、ゲームグラブがありましてそこに所属していました。
もともとゲームが好きで入部したのですが、そこにPC98のパソコンが置いてあり、いろんなゲームがありました。

その中で一番目を引いたのが獣神ローガスでした。
時代設定は文明が発達した機械だらけの世界で主人公達は重厚な装甲で身を包み重火器でエイリアンのようなロボット達と戦闘を行い、勢力を広げ敵将を倒すことが目的です。

陣取り合戦のようなゲームで自分が行動したり、移動をすると相手のターンになり、今度は相手側から攻撃を仕掛けてきたりします。
相手から奪い取った陣地もしっかり守らないとあっさりととられてしまうので、部下達を配置したり、自分がフォローするように陣取ってないといけません。

敵を倒すとレベルが上がりHPや使える武器が増え、始めは自分1人ですが、僚機を従えて行動する事ができます。
2Dの横スクロールアクションなので単純ですが、簡単にダメージを受けるとすぐに大破してしまうので難易度は慣れるまでは難しめだと思います。

グラフィックも未来感あふれる宇宙での戦闘で追加されてく武装のエフェクトもかっこいいです。BGMも世界観に合った曲調で戦闘を盛り上げてくれます

私は学校で遊ぶだけでは飽き足らずこのローガスを遊ぶためにPC98を買ってもらいました。それは学校では途中で終わってしまうのからです。自室でセーブしながらようやくクリアすることが出来ました。

それだけ遊べるボリュームがあるゲームですが私はクリアしてからでも何度もプレイするくらい楽しみました。
是非プレイして頂きたいオススメの作品です。

PC98を彩った「ファルコム」と「光栄」

PC98シリーズといえばマイコンブーム全盛期に登場し、美麗グラフィックやハイスペックで鳴らした「兄貴分」のような貫禄をもったマシンです。

ゲームにおいても大容量で重厚長大なものであり、また大人な雰囲気をもったものが多く「やはりファミコンなんかの子供向けとは違うな」とゲーム好きをうならせたものです。

当時人気を博したジャンルとしては「アクションPRG」の系譜があります。「ハイドライド」「イース」などがそれで、のちに家庭用ゲーム機など向けにも移植されましたがルーツはこのPC98を含むパソコン版になります。

この分野を語るには避けて通れないのが、名門ゲームブランドの「日本ファルコム」です。木屋善夫氏により開発され1984年リリースとなった「ドラゴンスレイヤー」は三大国産PRGのひとつと呼ばれる名作です。

リアルタイムで襲い来る敵モンスターを打ち倒しながら、伝説の剣などアイテムを集めて強大なドラゴンを打ち倒す‥‥という基本コンセプトを受け継いだシリーズ作はその後も次々と誕生し、多くのゲーム少年少女と虜にしました。「ザナドゥ」「イース」「ロードモナーク」「ロマンシア」「ソーサリアン」と、まるでキラ星のごときラインナップです。

他方「戦略シミュレーション」もまた当時では家庭用ゲーム機では味わえないもの、PC98などパソコンが一手に引き受ける分野でした。じっくり腰を据えて知恵と戦略で勝負する、大人の雰囲気のゲームですね。老舗ブランド「光栄」(現コーエー)の作品が多く知られ、「信長の野望」「三國志」といった一連の作品は「歴史シミュレーション」という一大ジャンルを打ち立てました。

PC98シリーズは、ゲーム機用から発展して急拡大

PC98はPC-9800のことと想像しますし、これは、日本電気が発売したパーソナルコンピュータの製品群の略称で、正確にはPC-9800シリーズやその後継にあたるPC-9821シリーズのことで、初期のパソコンとしてはNECが独占的に発売していた、当時は名機種とされていました。

因みに、その後1990年以降に開発発売された、PC98-NXシリーズはPC/AT互換機(DOS/Vパソコン)であり、PC-9800の機種とは互換性が無い為、PC-98に該当しないとされています。

ただ、ノート型のPC-9801NXとPC-9821Nxは名称に「NX」とあるがPC-98(ピーシーキュウハチ)という名称が付いているため、NEC(日本電気)株式会社が開発販売した、PC-9801やPC-9821シリーズの流れを組むものでは有ります。略称として、単に98と呼称する場合もあったようです。

PC-98シリーズは、MS-DOSと呼ばれる基本ソフトが全盛期の時代(1980年代中盤から90年代序盤)に圧倒的なシェアを獲得しました。

元々、オフィス用、ビジネスユースとして作られていたが、一時、PC-88という名前で売りだしたこともあったが、この時は失敗に終わり、一方、PC-98シリーズを16、32bitとグレードアップし、ゲーム機用としても併用させたことで、ホビーユーザーが急激に増え、シェアを急拡大し、市場の大半を独占するに至ったとされています。

因みに、PC-98シリーズというのは、当初はゲーム機から始まったとされていて、このゲーム機が大当たりすることになるのです。そして、此れ等を応用しオフィス用として売りだされ、その後がPC(パーソナル・コンピューターとしてPC-9800シリーズが一斉に世に出る事になるのです。

勿論、これは我等熟年層も知っている通り、ハードデスクやモニター、それにキーボードもかなり大型のもので、事務用デスクを占有していたものです。

PC98とは?98シリーズが築いた独占的地位の背景と変化

PC98とは?

PC9800シリーズは1982年以降にNECが発売したパソコンの名称です。当時は今のパソコンとは違って、パソコンごとにプログラムが異なっており、異なるパソコン同士で容易に同じソフトウェアを使うことができませんでした。そんな中、PC9800シリーズには優れたソフトウェアが数多く生み出され、人気が集中することになりました。
PC9800シリーズには、他のパソコンよりもグラフィックや日本語の高速な処理ができました。また、BASICというプラグラミング言語を使うことで、下位機種と互換性を保つことができ、それが多くのビジネスソフトの開発につながりました。
しかし、IBM社が1984年に発売したパソコン「PC/AT」と互換性のあるパソコンの性能が向上したことや1990年に日本アイ・ビー・エムが発表したオペレーティングシステム
「DOS/V」によって日本語処理ができるようになると、PC-98シリーズを使う人はしだいに少なくなっていきました。
1995年秋にマイクロソフトのオペレーティングシステム「Windows 95」が発売されると、市場はWindowsが使えるパソコンを求めるようになり、ついにNECは独自路線をあきらめ、1997年には主力商品をPC/AT互換機ベースのPC98-NXシリーズに移行しました。
2000年に発売されたPC-9821 Ra43が最後に出され、PC98シリーズの幕が降ろされました。
現在ではPC98はほとんど使われていませんが、ワープロのコンバータ機として、あるいは昔のMS-DOSアプリケーション用として、今でも使っている人もいるそうです。

PC98シリーズが国内でシェアを伸ばした理由

NECのPC-9800シリーズは、1980年代の最盛期に国内では70%以上のシェアを誇ったとも言われます。
海外では、同時期に売り出されたIBMのIBM-PCがシェアを独占してゆく中で、また、IBMの自社製PCの内部仕様公開で「IBM PC/AT互換機」が生まれ世界のPCの標準仕様となる中で、日本国内では、PC/AT互換機ではなく、PC-9800シリーズが国民機と言われるまでに広く受け入れられていた理由は幾つか考えられます。
まず、アメリカ生まれのPC/AT互換機では日本語の使用ができず、PC-98は当然、それができたこと。
次に、PC-9800シリーズはIBM-PCと設計がかなり似ていたため、技術を移植することが比較的簡単にできたこと。そこでソフトウェア・周辺機器の多くがPC-9800シリーズに転用できました。
そして前身であるPC-8001シリーズで使えたゲームを中心とするソフトウェアが使えるという互換性などからも、PC-9800シリーズが歓迎され、そしてビジネスユーザーにもシェアを広げていったと考えられます。

NECの独占的PC-98も、新型OSとDOS/Vの登場で異変

既に相当過去の事になりますが、当時、NECはPC-98シリーズというベストセラーで国内パソコン市場を圧倒的なシェアでほぼ独占状態で支配してきました。 驚くなかれ国内シェアが最盛時には90%にも届いたと言うのだから、その凄さがわかると思います。 個人用コンピュータ(PCと言う言葉はなかった)は、イコールPC-98シリーズのことで、NECの完全一人勝ちということで今じゃ考えられませんね。
ところがOSソフトがアメリカから導入されると、その独占的体系から次第に沈んでゆく事になります。 これがマイクロソフト社のWindowsで、このOSソフトの台頭でPC-98シリーズも時代遅れになりました。
ここで業界に新しく登場したのがDOS/V機というものでした。 DOS/V機というのは、PC本体とOSを別々に組み付ける事が出来る、つまり異なるOSを入れ換える事が出来る、パーツ交換が可能な機種のことです。
この時点でNECも時代遅れならば新しい方式に転換しなきゃいけないという事で新規に発売したのが、新機軸のパソコンPC98-NXシリーズでした。 ここで注目するのが”-”の位置が異なることです。 この機種は、ほぼDOS/Vと同じでしたがNECは否定して全く別の物だと言い張り、当時の我々のパソコンユーザーを相当に混乱させたのです。 その後の結果は、NECは他社のパソコン群と一緒にDOS/V規格の一員として現在に至っているのです。

ゲーム機としてのNECのPC98シリーズ

最近のパソコンは大容量で処理速度が早いものが多くなり、並列作業を行ったとしてもサクサクと動かすことができる。

しかし、PCの初期頃に流行したNECのPC98シリーズが動いていた頃では、そんな快適な状態は夢のようなものだった。一つの処理を行うのが精一杯であり、重すぎる行程を並列してしまうとフリーズすることが当たり前だった。

そんな中で、フロッピーディスク数枚の容量で動くゲームが数多く存在していた。PC98シリーズはこのゲームをやるために購入するという富裕層もいるぐらいの、熱狂的なファンのついた製品だ。

ファミコンのドット絵の中にロマンを見出すように、パソコンならではの描写やアプローチで動くゲームは多くのファンを獲得した。この時に活躍したメーカーは後にコンシューマーのハードでゲーム会社として現在も活動しているところもある。

また、ゲームを遊ぶだけでなく、制作できるという点もゲーマーにとっては魅力的だった。PC98シリーズに触れ、ゲームを作るためにプログラム言語を学ぶ人も多かった。

そんな古きゲーマーの情熱とロマンが詰まっているこの名シリーズは、これからも長く語り継がれていくだろう。
まだまだ需要がある産業用のpc98はこのサイトで購入できます!

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PC-9801は電算事務用かゲーム用に大別

NECが販売していたPC-9801シリーズのパーソナルコンピュータは、Windows95登場以前は国内のシェアのかなりの割合を占めていました。

Windows3.1より前にはウインドウタイプのオペレーティングシステムではなく、コンソールベースのシステムになっていたのも大きな特徴です。
基本オペレーティングシステムのMS-DOSはコンソールベースのシステムでした。

といっても想像がつかないかもしれませんが、現在のWindowsパソコンでいうところのコマンドプロンプトを画面いっぱいにして使っているといえばわかりやすいかもしれません。

今のようにフルカラーでの表示はできませんでしたし、同時に使える色も8色や16色といった色数でした。
このため事務用のワープロや表計算、データベースといったソフトウェアを使う目的での購入も多かったのですが、当時のゲーム機にも今のようなものがありませんでしたので、ゲーム用に購入している人たちもいました。

当時のゲーム機は白黒液晶タイプのものや、テレビにつなぐタイプの白黒もしくは8色程度の表示のものがほとんどでしたので、たとえ16色であってもすごいと感じられたものです。