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マルチメディアの夜明けとなった98マルチとは

「マルチメディア」という言葉が日本で使われるようになったのは、1990年代中頃と言われています。
マルチメディアという言葉すら存在しなかった日本において、マルチメディアという言葉を広めた立役者の一つとして現在も語り継がれているパソコンがあった事を皆様はご存知でしたでしょうか。

1990年代中頃の日本でマルチメディアという言葉を広めるのに一役買ったパソコン、それはずばりNECの「PC9821シリーズ」の「MULTI」というパソコンでした。

■テレビ・CDプレーヤー・FAX・ゲームとマルチに利用できる便利なパソコン

愛称を「98マルチ」という名前で呼ばれたPC-9821MULTIはパソコンとしての機能以外にもテレビをパソコンで視聴出来たり、CDプレーヤーやFAXとしても利用出来る上、ゲームももちろん楽しめるまさにマルチメディアなパソコンとして好調な売れ行きを見せたパソコンでもあります。

98マルチは特徴的なジングルサウンドが特徴のCMをテレビコマーシャルとして流した事でそれまでパソコンに馴染みが無かった人も多くの人が98マルチを購入してパソコンを初めて触るきっかけとなった機種でもあったのです。